ベトナムの暮らし

ベトナムの概要Point1

正式名称 ベトナム社会主義共和国
Socialist Republic of Viet Nam
国 旗 ベトナム国旗は金星紅旗(コー・ドー・サオ・ヴァン)と呼ばれ、旧ベトナム民主共和国(北ベトナム)の国旗として1945年に制定した旗を、南北統一(1976年)後も使用している。
国 歌 ティエン・クァン・カー
Tien Quan Ca
人 口 約9434万人(2015年)
首 都 ハノイ
元 首 チュオン・タン・サン(2011年7月就任)
首相(知事) グエン・タン・ズン
政 体 社会主義共和制
民族構成 キン族(ベト族)約90%、そのほかに50以上の少数民族が存在している。
宗 教 約80%が仏教徒。そのほか、キリスト教(9%)、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教、ヒンドゥー教など

ベトナムの食事Point2

フォー

フォー

フォーはベトナムの代表的な麺料理。低カロリーということで女性に人気の料理の一つです。

パインセオ

パインセオ

日本ではベトナム風お好み焼き、西欧ではベトナム風クレープなどとも呼ばれるベトナム南部の名物料理です。

生春巻き

生春巻き

生春巻きは、フォーとともにベトナム料理を代表するものとして国外で知られる料理。Gỏi cuốnは「包んだ和え物」の意です。

ベトナムの居住地や住宅事情Point3

ベトナムハウス1
ベトナムハウス2

ベトナムで住む家は一戸建てがほとんどで、一人暮らし用のワンルームアパートなどは需要が少なく、都市部でもあまり見られません。 場合によっては一戸建てよりも高くなるケースがあり、ほとんどの人は一戸建てを借りることになります。また、会社が世話してくれたり、友人の紹介がある場合なら、 ベトナム人家族が居住している一軒家のうちの一部屋をシェアさせてもらうという方法もあります。信頼できる大家さんであれば、その方法が最も安上がりで安全です。 多くのベトナムの住宅は縦に長い形をしており、各階にバス・トイレが付いていることが普通です。その代わりキッチンがなく、自炊するにはキッチンが付いているかどうかを確認しておく必要があります。 都市部であれば、近くですぐ屋台やレストランを利用できると思われ、その場合は、キッチンはなくても大丈夫でしょう。 キッチン付きであったり、家具付きであったりすると、その分家賃相場は高くなります。

「若い生産人口が結婚して子供を増える層が多く、高いマイホームではなく共働きが主流なので手ごろなコンドミニアムへの移住が増えています」。家賃は月に300米ドルくらいが平均ですが、外国人向けの住宅や、キッチンや家具などオプションがつく場合は500米ドルくらいになります。 敷金は日本より多く要求され、3ヵ月分から半年分になることもあり、契約期間は最低半年くらいからで、期間は交渉次第です。日系企業に就職すればほとんどの場合には住宅手当が支給されたり、 家を準備してもらえたりなどのサポートがあります。

ベトナムの日本人街Point4

ベトナムで暮らす時、周りに日本人が多くいる地区に住めると何かと安心です。 もちろんベトナム人がいけないわけではありませんが、日本人が多く住む日本人街とも言える通りがあります。レタントン通りというそのエリアは、日本人向けのスーパーや日本料理店、 居住者はほとんど日本人というマンションなどが多く建ち並んでいます。 いきなりベトナム生活に飛び込むのは心配だという人や、家族連れの駐在員などは、ここに住むことが多くあります。 レタントン通りには日本人経営のお店も多くあり、日本食材がほとんど手に入るスーパーやコンビニが近くにあれば、いつでも和食を作ることができるので便利です。 とくに日本の調味料は他の店ではあまり手に入りませんので重宝します。美容院も便利で、やはり駐在員の奥様達の要望にしっかり応えられると人気があります。 日本人向けの病院もあり、いざという時に頼れる日本人の医療スタッフがいるので安心できます。 日本人街のお店では、日本に留学経験があるベトナム人や、それを目指して日本語を勉強している学生などがアルバイトしています。 ですからベトナム人であっても日本語が通じることが多く、ホーチミンで働くならこの地区を居住地の候補としておくことをおすすめします。